(Japanese) Sun Cluster 3.2 2-08 Release Notes

Sun Cluster 3.2 2/08 リリースノートご使用にあたって (Solaris OS 版)

このマニュアルでは、Sun(TM) Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアに関する次の情報について説明しています。

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Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアの新機能

この節では、Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアで新しく追加された機能と、サポートされている製品について説明します。この節では、このリリースに適用される制限事項についても説明します。

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新しい機能

この節では、Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアの新機能について説明します。

Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェア向けに 2008 年 5 月にリリースされたコアパッチを通じて次の機能が提供されています。 

Sun Cluster 3.2 2/08 の初期リリースでは、次の新機能が提供されています。

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(SPARC) Oracle 11g のサポート

SPARC ベースのプラットフォーム上の Sun Cluster ソフトウェアが、HA-Oracle 構成と Oracle RAC 構成の両方で Oracle 11g をサポートするようになりました。Sun Cluster 3.2 2/08 マニュアルセットに記載されている手順は Oracle 11g でも有効です。Oracle の特定のバージョンに固有の手順については、Oracle 10g に適用する方法を Oracle 11g 構成に使用してください。

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(SPARC) クラスタノードとしての Logical Domains (LDoms) ゲストドメインのサポート

Logical Domains (LDoms) 1.0.3 ゲストドメインを Sun Cluster 仮想ノードとして構成できるようになりました。この構成では、ゲストドメインノードはクラスタの物理ノードと同じと見なされます。

ユーザーは、Logical Domains (LDoms) ゲストドメインと I/O ドメインを Sun Cluster 仮想ノードとして構成できます。つまり、物理マシン、LDoms I/O ドメイン、および LDoms ゲストドメインの任意の組み合わせで構成される、クラスタ化されたペア、ペア+N 構成、N+1 構成、および N*N 構成のクラスタを作成できます。また、LDoms I/O ドメインのみ、またはゲストドメインのみで構成されるクラスタを作成することもできます。

次の節では、トポロジ、必要条件、制限事項のほか、ゲストドメインをクラスタノードとしてインストールする手順とその構成手順について説明します。

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SPARC: LDom ゲストドメイン: ボックス内クラスタトポロジ

この Logical Domains (LDoms) ゲストドメイントポロジでは、クラスタと、そのクラスタ内のすべてのノードは同じサーバー上に存在します。各 LDoms ゲストドメインノードは、クラスタ内の物理ノードと同じように動作します。定足数デバイスを含める必要をなくすために、この構成には 2 つのノードのみではなく、3 つのノードが含まれます。

このトポロジでは、プライベートネットワークの仮想スイッチ (vsw) 間の通信のみが必要であるため、各仮想スイッチを物理ネットワークに接続する必要はありません。このトポロジでは、すべてのクラスタノードが同じサーバー上に置かれるため、クラスタノードは同じストレージデバイスを共有することもできます。LDoms ドメインの使用とインストールに関するガイドラインについては、「SPARC: クラスタ内の Logical Domains に関するガイドライン」「SPARC: Logical Domains ソフトウェアのインストール方法とドメインの作成方法」、および「SPARC: Logical Domains をクラスタノードとして構成する」を参照してください。

このトポロジでは、クラスタ内のすべてのノードが同じサーバー上に置かれるため、高可用性は提供されません。ただし、開発者と管理者にとっては、テストや運用面以外の作業を行うのにこのトポロジが役立つ場合があります。このトポロジは、「ボックス内クラスタ」とも呼ばれます。

次の図はボックス内クラスタ構成を示しています。

SPARC: ボックス内クラスタトポロジ

Unable to render embedded object: File (ClusterInABox.gif) not found.

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SPARC: LDoms ゲストドメイン: 2 つの異なるサーバートポロジにわたる単一クラスタ

この Logical Domains (LDoms) ゲストドメインでは、単一クラスタは 2 つの異なるサーバーにわたり、それぞれのクラスタは各サーバー上で 1 つのノードを構成します。各 LDoms ゲストドメインノードは、クラスタ内の物理ノードと同じように動作します。LDoms ドメインの使用とインストールに関するガイドラインについては、「SPARC: クラスタ内の Logical Domains に関するガイドライン」「SPARC: Logical Domains ソフトウェアのインストール方法とドメインの作成方法」、および「SPARC: Logical Domains をクラスタノードとして構成する」を参照してください。

次の図は、2 つの異なるサーバーにわたる単一クラスタの構成を示しています。

SPARC: 2 つの異なるサーバーにわたる単一クラスタ

Unable to render embedded object: File (SingleClusterDifferentServers.gif) not found.

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SPARC: LDoms ゲストドメイン: 2 つの異なるサーバートポロジにわたる複数のクラスタ

この Logical Domains (LDoms) ゲストドメイントポロジでは、各クラスタは 2 つの異なるサーバーにわたり、それぞれのクラスタは各サーバー上で 1 つのノードを構成します。各 LDoms ゲストドメインノードは、クラスタ内の物理ノードと同じように動作します。この構成では、両方のクラスタで同じインターコネクトスイッチが共有されるため、各クラスタ上で別のプライベートネットワークアドレスを指定する必要があります。プライベートネットワークアドレスを変えずに、インターコネクトスイッチを共有するクラスタ上で同じプライベートネットワークアドレスを指定すると、構成が失敗します。

LDoms ドメインの使用とインストールに関するガイドラインについては、「SPARC: クラスタ内の Logical Domains に関するガイドライン」「SPARC: Logical Domains ソフトウェアのインストール方法とドメインの作成方法」、および「SPARC: Logical Domains をクラスタノードとして構成する」を参照してください。

次の図は、2 つの異なるサーバーにわたる 2 つ以上のクラスタの構成を示しています。

SPARC: 2 つの異なるサーバーにわたる複数のクラスタ

Unable to render embedded object: File (ClustersInstalledAcrossDifferentServers.gif) not found.

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SPARC: LDom ゲストドメイン: 冗長 I/O ドメイン

この Logical Domains (LDoms) ゲストドメイントポロジでは、I/O ドメインで障害が発生した場合に、複数の I/O ドメインにより、ゲストドメインまたはクラスタ内のノードが動作し続けることを保証します。各 LDoms ゲストドメインノードは、クラスタ内の物理ノードと同じように動作します。

このトポロジでは、ゲストドメインは、2 つのパブリックネットワーク (1 つは各 I/O ドメインから) にわたって IP ネットワークマルチパス化 (IP network multipathing、IPMP) を実行します。また、ゲストドメインは、異なる I/O ドメインにわたってストレージデバイスをミラー化します。LDoms ドメインの使用とインストールに関するガイドラインについては、「SPARC: クラスタ内の Logical Domains に関するガイドライン」「SPARC: Logical Domains ソフトウェアのインストール方法とドメインの作成方法」、および「SPARC: Logical Domains をクラスタノードとして構成する」を参照してください。

次の図は、I/O ドメインで障害が発生した場合に、冗長 I/O ドメインにより、クラスタ内のノードが動作し続けることを保証する構成を示しています。

SPARC: 冗長 I/O ドメイン

Unable to render embedded object: File (RedundantIODomain.gif) not found.

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SPARC: LDoms ソフトウェアをサポートするためのソフトウェアとパッチの必要条件

Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアで LDoms 1.0.3 I/O ドメインおよびゲストドメインをクラスタノードとしてサポートするための必要条件は次のとおりです。

  • Solaris 10 5/08 OS
  • 少なくとも Sun Cluster パッチバージョン 126105-15 がゲストドメインにインストールされている。
  • 次の Solaris 10 パッチ (最小バージョン):
    • 137042-01
    • 137111-01
    • 138042-02
    • 138056-01

Solaris 10 パッチが次の場所にインストールされている。

  • Sun Cluster ソフトウェアを実行するゲストドメイン
  • Sun Cluster ソフトウェアを実行するゲストドメインに仮想デバイスをエクスポートする任意の I/O ドメイン

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SPARC: クラスタ内の Logical Domains に関するガイドライン

SPARC hypervisor 対応の物理的にクラスタ化されたマシン上での、Logical Domains (LDoms) I/O ドメインまたはゲストドメインのサポートに関する最新情報を次に示します。

  • SCSI LUN の必要条件 - LDoms ゲストドメインの仮想共有ストレージデバイス、または仮想ディスクバックエンドは、I/O ドメイン内の完全な SCSI LUN である必要があります。使用できる仮想デバイスは限られています。
  • フェンシング - デバイスのフェンシングも無効にしない限り、同じ物理マシン上の 2 つ以上のゲストドメインにストレージ LUN をエクスポートしないでください。そうでないと、同じマシン上の 2 つの異なるゲストドメインの両方がデバイス側に表示される場合は、ゲストドメインの 1 つに障害が発生したときにそのデバイスにフェンスが割り当てられるようになります。デバイスのフェンシングにより、そのあとでデバイスへのアクセスを試みる他のゲストドメインでパニックが発生する可能性があります。
  • ネットワークからの分離- 同じ物理マシン上にあるが、異なるクラスタ内に構成されているゲストドメインは、お互いがネットワークから分離されている必要があります。次の方法のいずれかを使用してください。
    • プライベートネットワークの I/O ドメイン内の異なるネットワークインタフェースを使用するように、クラスタを構成する。
    • クラスタごとに異なるネットワークアドレスを使用する。
  • *ゲストドメインで送受信するネットワークパケットは、仮想スイッチを介してネットワークドライバに到達するためにサービスドメインをトラバースする必要があります。仮想スイッチは、システムの優先順位に従って実行されるカーネルスレッドを使用します。仮想スイッチスレッドは、ハードビート、メンバーシップ、チェックポイントなど、重要なクラスタ操作を実行するために必要な CPU リソースを取得できなければなりません。
    mode=sc を設定して仮想スイッチを構成すると、クラスタハートビートパケットの処理を促進できると同時に、次のワークロードの下でサービスドメインに多くの CPU リソースを追加することによって、ほかの重要なクラスタ操作の信頼性を強化できます。
    • ネットワークまたはディスク I/O などが原因で生じる高い割り込み負荷。過度の負荷の下では、仮想スイッチは、仮想スイッチスレッドなどのシステムスレッドが長期間実行されることがないようにできます。
    • CPU リソースを保持することに積極的過ぎるリアルタイムスレッド。リアルタイムスレッドは、仮想スイッチスレッドよりも高い優先順位で実行されるため、長期間にわたる仮想スイッチスレッドの CPU リソースを制限できます。
  • I/O ドメインからのストレージのエクスポート- Logical Domains I/O ドメインで構成されるクラスタを構成する場合、ストレージデバイスを、Sun Cluster ソフトウェアが実行されているほかのゲストドメインにエクスポートしないでください。
  • Sun マルチパス化 - ゲストドメインから Sun マルチパス化ソフトウェアを実行しないでください。その代わりに、I/O ドメインで Sun マルチパス化ソフトウェアを実行し、それをゲストドメインにエクスポートしてください。
  • プライベートインターコネクト IP アドレス範囲 - プライベートネットワークは、同じ物理マシン上で作成されたすべてのゲストドメインで共有され、これらのすべてのドメインに表示されます。ゲストドメインクラスタで使用するための scinstall ユーティリティに対してプライベートネットワーク IP アドレスの範囲を指定する前に、同じ物理マシン上のほかのゲストドメインがそのアドレス範囲を使用していないことを確認してください。
  • アダプタ名 - I/O ドメインまたはゲストドメインをクラスタノードとして構成する場合、vnet0vnet1 など、仮想名 vnetN によってアダプタ名を指定してください。仮想アダプタ名は /etc/path_to_inst ファイルに記録されます。
  • クラスタコントロールパネル - cconsolecssh などのクラスタコントロールパネル (Cluster Control Panel、CCP) ソフトウェアを使用して、LDoms ゲストドメインに接続することはできません。ただし、CCP ソフトウェアを使用して LDoms I/O ドメインに接続することはできます。

Logical Domains については、『Logical Domains (LDoms) 1.0.3 管理ガイド』を参照してください。

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SPARC: Logical Domains ソフトウェアのインストール方法と Logical Domains の作成方法

物理的にクラスタ化されたマシン上で Logical Domains (LDoms) ソフトウェアをインストールし、I/O ドメインとゲストドメインを作成するには、この手順を実行します。

始める前に

次の作業を実行します。

  • マシンが SPARC hypervisor 対応であることを確認します。
  • Solaris 10 OS がインストールされていることを確認します。
手順

1. スーパーユーザーとしてマシンにログインします。

2. Logical Domains ソフトウェアをインストールし、物理ドメインを構成します。

  • 『Logical Domains (LDoms) 1.0.3 管理ガイド』の「ソフトウェアのインストールおよび有効化」の手順に従います。ゲストドメインを作成する場合、クラスタ内にゲストドメインを作成するにあたっては Sun Cluster のガイドラインに従ってください。
  • クラスタインターコネクトとして使用される、仮想ネットワークデバイスを接続するすべての仮想スイッチデバイスに対して、mode=sc オプションを使用します。
  • 共有ストレージの場合、完全な SCSI ディスクのみをゲストドメインにマップします。
  • ゲストドメインに追加する仮想ディスクについては、タイムアウト値を 600 秒に設定します。調整のためにこの値をあとで変更する場合は、I/O ドメインとゲストドメインの間で通信エラーが発生しないように、タイムアウト値を最小の 30 秒に設定してください。

3. LDoms I/O ドメインまたはゲストドメイン内で Sun Cluster ソフトウェアをインストールするには、『Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)』の「Sun Cluster フレームワークおよびデータサービスソフトウェアパッケージをインストールする」の手順に従います。

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SPARC: Logical Domains をクラスタノードとして構成する

1 つ以上の LDoms ゲストドメインまたは I/O ドメインをクラスタノードとして構成するには、物理マシンをクラスタノードとして構成する場合のように、『Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)』の「クラスタの確立」の手順を実行します。論理ドメインに対する次の特別な命令を監視します。

  • クラスタのノードは、物理マシン、LDoms I/O ドメイン、および LDoms ゲストドメインのいずれの組み合わせでも構成できます。
  • 物理マシンが論理ドメインで構成されている場合、そのマシン上の I/O ドメインまたはゲストドメインにのみ、Sun Cluster ソフトウェアをインストールしてください。
  • 仮想名 vnetN によってアダプタを指定します。

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Sun Service Tag のサポート

このリリースは Sun Service Tag をサポートしています。Service Tag は、使用している製品を Sun へ簡単に登録できるようにするための仕組みです。Sun Service Tag の詳細は、BigAdmin の Sun Connection (http://www.sun.com/bigadmin/hubs/connection/tasks/register.jsp) を参照してください。

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Sun 製 NAS デバイスの共有ストレージおよび定足数デバイスとしての使用のサポート

次の Sun 製ネットワーク接続ストレージ (NAS) デバイスを Sun Cluster 環境の共有ストレージおよび定足数デバイスとして使用できるようになりました。

  • Sun StorEdge(TM)NAS アプライアンス
  • Sun StorageTek(TM)NAS アプライアンス

    Sun の NAS デバイスが定足数デバイスとしてサポートされるのは、2 ノードクラスタのみです。

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EMC Symmetrix Remote Data Facility (SRDF) のサポート

キャンパスクラスタでのストレージベースのデータ複製で、EMC Symmetrix Remote Data Facility (SRDF) ソフトウェアがサポートされるようになりました。これにより、Sun Cluster で使用できるストレージベースのデータ複製ソリューションの選択肢が次の 2 つに増えることになります。

  • Hitachi True Copy
  • EMC SRDF

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Solaris(TM) Zone Brand の HA-Containerサポート

このリリースでは、Solaris Container の Sun Cluster データサービスが次のブランドゾーンをサポートします。

  • SPARC:nativesolaris8
  • x86:nativelx

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Sun Cluster Manager の編集可能プロパティー

Sun Cluster Manager の編集可能プロパティーを使いやすくするための機能強化が行われています。

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新マニュアルの Sun Cluster アップグレードガイド

アップグレードのガイドラインおよび手順に関する情報は、『Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)』から新マニュアルの 『Sun Cluster Upgrade Guide for Solaris OS』 に移動しています。

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定足数サーバーに関する情報のインストールガイドおよびシステム管理ガイドへの移動

Sun Cluster 3.2 リリースの『Sun Cluster 定足数サーバーユーザーズガイド』の内容は、Sun Cluster 3.2 2/08 リリースでは別のマニュアルに移動しています。

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EOL} サポートが近々終了する機能

次の機能は、Sun Cluster ソフトウェアでのサポートが間もなく終了します。

このリリースで近々サポートが終了する機能はありません。

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互換性に関する情報

この節では、Sun Cluster の互換性に関連した事項について説明します。

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SPARC: Logical Domains (LDoms)

CR 6684721 (仮想 I/O が同期されるようにファイルを強制的に戻す方法が必要) は、Logical Domains (LDoms) 1.0.3 ソフトウェアでは既知の問題です。この問題は Sun Cluster ソフトウェアに影響を及ぼします。この問題を回避するには、次のエントリを I/O ドメインの /etc/system ファイルに追加します。

set vds:vd_file_write_flags = 0

使用できるパッチがあるかどうかを確認するには、Sun のサービス担当者にお問い合わせください。

排他的 IP ゾーン

LogicalHostname リソースと SharedAddress リソースの使用は、共有 IP タイプの非大域ゾーンだけに制限されます。共有 IP タイプはゾーンのデフォルトの IP タイプで、管理者による手続きは必要とされません。

クラスタで ip-type=exclusive のゾーンを使用することは可能ですが、この場合、NIC や IPMP グループ、IP アドレスなどのネットワークリソースを Sun Cluster ソフトウェアで監視および管理することはできません。

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fssnap のサポート

Sun Cluster ソフトウェアは、UFS の機能である fssnap コマンドをサポートしていません。ただし、Sun Cluster ソフトウェアによって制御されていないローカルファイルシステムで fssnap コマンドを使用することはできます。fssnap のサポートについては次の制限が適用されます。

  • fssnap コマンドは、Sun Cluster ソフトウェアによって管理されていないローカルファイルシステムでサポートされます。
  • fssnap コマンドは、クラスタファイルシステムではサポートされません。
  • fssnap コマンドは、HAStoragePlus によって制御されているローカルファイルシステムではサポートされません。

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Solaris ボリュームマネージャー GUI

Solaris(TM) 管理コンソール (Solaris ボリュームマネージャー) の「拡張ストレージ」モジュールは、Sun Cluster ソフトウェアと互換性がありません。Solaris ボリュームマネージャーソフトウェアの構成には、コマンド行インタフェースまたは Sun Cluster ユーティリティーを使用してください。

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ループバックファイルシステム (LOFS)

Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアは、一定の状況下での LOFS の使用をサポートしません。クラスタノード上で LOFS を有効にする場合 (非大域ゾーンを構成する場合など) は、まずその構成に LOFS の制限が適用されるかどうかを確認してください。LOFS の使用についての制限と、制限が適用される場合に LOFS を使用するための方法については、『Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)』の 「Solaris OS の機能制限」 を参照してください。

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Solaris Volume Manager for Sun Cluster と共有する QFS

次の動作は、Sun Cluster 用 Solaris ボリュームマネージャーの複数所有者ディスクセットからデバイスをマウントする一つ以上の Sun StorageTek QFS 共有ファイルシステムが備えている x86 Oracle RAC 構成でレポートされました (CR 6655081)。

QFS 共有ファイルシステムメタデータサーバーがディスクセットのマスターノード以外の、すべてのストレージ接続性を失うノードに配置される場合、Oracle CRS はノードを再起動します。同時に、QFSメタデータクライアントである他のノードは関連データベースファイルに書き込まれる時にエラーが発生します。Oracle RAC インスタンスが再起動されると、書き込みエラー状態が自分で修正します。QFS メタデータサーバーと Solaris ボリュームマネージャーの自動回復がSun Cluster ソフトウェアにより完了したあと、Oracle CRS ではこの再起動を自動回復アクションするようにしてください。

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Solaris Trusted Extensions

Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアは、クラスタ内で Solaris 非大域ゾーンをサポートしています。Solaris 10 11/06 リリース以降の Solaris 10 OS には、Solaris Trusted Extensions のサポートが含まれています。Solaris Trusted Extensions は、非大域ゾーンも使用します。非大域ゾーンを使用した Sun Cluster と Solaris Trusted Extensions のインタラクションはテストされていません。これらの技術を使用する場合は、慎重に作業を進めることをお勧めします。

ページの先頭 h3. 障害を持つユーザー向けのアクセシビリティー機能

このメディアの公開後にリリースされているアクセシビリティー機能 (障害に配慮した機能) を入手する場合は、Sun が提供する Section 508 製品アセスメントに目を通し、アクセシビリティーソリューションを配備する上でどのバージョンが最適かを検討してください。

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このリリースで変更されたコマンド

この節では、Sun Cluster コマンドインタフェースに加えられた変更のうち、ユーザースクリプトの停止を引き起こす可能性があるものについて説明します。

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オブジェクト指向コマンド行インタフェース

Sun Cluster 3.2 リリース以降の Sun Cluster ソフトウェアには、オブジェクト指向コマンドセットが含まれます。Sun Cluster ソフトウェアでは引き続き元のコマンドセットをサポートしていますが、Sun Cluster の手順マニュアルではオブジェクト指向コマンドセットだけを使用します。オブジェクト指向コマンドセットについての詳細は、Intro(1CL) のマニュアルページを参照してください。一般的な Sun Cluster 手順のためのオブジェクト指向コマンドのリストについては、『Sun Cluster クイックリファレンス』 を参照してください。

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リソースプロパティー

Network_resources_used リソースプロパティーを直接変更する必要がなくなりました。その代わりに、Resource_dependencies プロパティーを使用します。RGM は、Resource_dependencies プロパティーの設定に基づいて、Network_resources_used プロパティーを自動的に更新します。これら 2 つのリソースプロパティーの最新の使い方については、r_properties(5) のマニュアルページを参照してください。

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製品名の変更

この節では、Sun Cluster ソフトウェアでサポートされるアプリケーションの製品名変更についての情報を示します。使用している Sun Cluster ソフトウェアのリリースによっては、付属の Sun Cluster マニュアルにこれらの製品名変更が反映されていない場合があります。


Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアは、Solaris Cluster 3.2 2/08 および Sun Java Availability Suite に付属して配布されます。
現在の製品名 以前の製品名
Sun Cluster Manager SunPlex Manager
Sun Cluster Agent Builder SunPlex Agent Builder
Sun Cluster HA for MaxDB Sun Cluster HA for SAP DB

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サポートされる製品

この節では、Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアでサポートされるソフトウェアとメモリーの必要条件について説明します。

  • メモリーの必要条件 - Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアでは、クラスタノードごとに次のメモリー要件が必要です。
    • 512M バイト以上の物理 RAM (2G バイト標準)
    • 6G バイト以上のハードディスクドライブ空き容量

物理メモリーとハードディスクドライブの実際の必要条件は、インストールされているアプリケーションによって決まります。追加のメモリーおよびハードディスクドライブの必要条件を計算するには、アプリケーションのマニュアルを参照するか、アプリケーションベンダーにお問い合わせください。

  • RSMAPI - Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアは、RSM タイプのインターコネクト (PCI-SCI) などで Remote Shared Memory Application Programming Interface (RSMAPI) をサポートします。
  • Solaris オペレーティングシステム (OS) - Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアおよび定足数サーバーソフトウェアには、Solaris OS の次のバージョン以降が必要です。
    • Solaris 9 (SPARC のみ) - Solaris 9 9/05、Solaris 9 9/05 HW
    • Solaris 10 - Solaris 10 11/06、Solaris 10 8/07、Solaris 10 5/08*
           *Solaris 10 5/08 OS では、SPARC ベースのプラットフォームについてはパッチ 126106-12 バージョン以降が、x86 ベースのプラットフォームについてはパッチ 126107-12 バージョン以降が必要です。

      動作中の 1 つのクラスタで Sun Cluster ソフトウェアがサポートできる Solaris ソフトウェアのバージョンは 1 つのみです。


  • ボリュームマネージャー
プラットフォーム オペレーティングシステム ボリュームマネージャー クラスタ機能
SPARC Solaris 9 Solaris ボリュームマネージャー Solaris Volume Manager for Sun Cluster
" " VERITAS Storage Foundation 5.0 の一部として提供される VERITAS Volume Manager コンポーネント。このサポートには、VxVM 5.0 MP1 が必要です。 VERITAS Volume Manager 5.0 クラスタ機能 (RAC 使用時のみ)
SPARC Solaris 10 Solaris ボリュームマネージャー Solaris Volume Manager for Sun Cluster
" " VERITAS Storage Foundation 5.0 の一部として提供される VERITAS Volume Manager コンポーネント。このサポートには、VxVM 5.0 MP1 が必要です。 VERITAS Volume Manager 5.0 クラスタ機能 (RAC 使用時のみ)
x86 Solaris 10 Solaris ボリュームマネージャー Solaris Volume Manager for Sun Cluster
" " VERITAS Storage Foundation 5.0 の一部として提供される VERITAS Volume Manager コンポーネント 該当なし- Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアは x86 プラットフォーム上で VxVM クラスタ機能をサポートしていません。
  • ファイルシステム
プラットフォーム オペレーティングシステム ファイルシステム 機能および外部ボリューム管理
SPARC Solaris 9 Solaris UFS 該当なし
" " Sun StorEdge QFS 該当なし
" " QFS 4.5 - スタンドアロンファイルシステム
  • 機能:HA-NFS、HA-Oracle
  • 外部ボリューム管理:Solaris ボリュームマネージャー、VxVM
" " QFS 4.5 - 共有 QFS ファイルシステム
  • 機能:Oracle RAC
  • 外部ボリューム管理:Solaris Volume Manager for Sun Cluster
" " QFS 4.6
  • 機能:クラスタ外の COTC 共有 QFS クライアント、HA-SAM フェイルオーバー
" " VERITAS Storage Foundation 5.0 の一部として提供される VERITAS File System コンポーネント 該当なし
SPARC Solaris 10 Solaris UFS 該当なし
" " Solaris ZFS 該当なし
" " Sun StorEdge QFS 該当なし
" " QFS 4.5 - スタンドアロンファイルシステム
  • 機能:HA-NFS、HA-Oracle
  • 外部ボリューム管理:Solaris ボリュームマネージャー、VxVM
" " QFS 4.5 - 共有 QFS ファイルシステム
  • 機能:Oracle RAC
  • 外部ボリューム管理:Solaris Volume Manager for Sun Cluster
" " QFS 4.6
  • 機能:クラスタ外の COTC 共有 QFS クライアント、HA-SAM フェイルオーバー
" " VERITAS Storage Foundation 5.0 の一部として提供される VERITAS File System コンポーネント 該当なし
x86 Solaris 10 Solaris UFS 該当なし
" " Solaris ZFS 該当なし
" " Sun StorEdge QFS 該当なし
" " QFS 4.5 - スタンドアロンファイルシステム
  • 機能:HA-NFS、HA-Oracle
  • 外部ボリューム管理:Solaris ボリュームマネージャー、VxVM
" " QFS 4.5 - 共有 QFS ファイルシステム
  • 機能:Oracle RAC
  • 外部ボリューム管理:Solaris Volume Manager for Sun Cluster
" " QFS 4.6
  • 機能:クラスタ外の COTC 共有 QFS クライアント、HA-SAM フェイルオーバー
" " VERITAS Storage Foundation 5.0 の一部として提供される VERITAS File System コンポーネント 該当なし
  • Sun StorEdge(TM)Availability Suite 3.2.1 (Solaris 9 のみ) および Sun StorageTek(TM)Availability Suite 4.0 (Solaris 10 のみ)
  • Sun Management Center 3.6.1 および 4.0
  • データサービス (エージェント) - サポートされるデータサービスとアプリケーションのバージョンについては、ご購入先にお問い合わせください。

    マニュアルページおよびウィザードオンラインヘルプを含むデータサービスのマニュアルは、英語以外の言語に翻訳されなくなりました。

次の Sun Cluster データサービスは非大域ゾーンをサポートしています。

  • Sun Cluster Data Service for Apache
  • Sun Cluster Data Service for Apache Tomcat
  • Sun Cluster Data Service for DHCP
  • Sun Cluster Data Service for Domain Name Service (DNS)
  • Sun Cluster Data Service for Kerberos
  • Sun Cluster Data Service for MaxDB
  • Sun Cluster Data Service for mySQL
  • Sun Cluster Data Service for N1 Grid Service Provisioning Server
  • Sun Cluster Data Service for Oracle
  • Sun Cluster Data Service for Oracle Application Server
  • Sun Cluster Data Service for PostgreSQL
  • Sun Cluster Data Service for Samba
  • Sun Cluster Data Service for SAP
  • Sun Cluster Data Service for SAP liveCache
  • Sun Cluster Data Service for SAP Web Application Server
  • Sun Cluster Data Service for Sun Java System Application Server
  • Sun Cluster Data Service for Sun Java System Message Queue Server
  • Sun Cluster Data Service for Sun Java System Web Server
  • Sun Cluster Data Service for SWIFTAlliance Access
  • Sun Cluster Data Service for SWIFTAlliance Gateway
  • Sun Cluster Data Service for Sybase ASE

    Sun Java System Directory Server 5.0 および 5.1 を使用するSun Cluster HA for Sun Java(TM) System Directory Server のバージョンに関する手順は、『Sun Cluster 3.1 Data Service for Sun ONE Directory Server』 に記載されています。
    Sun ONE Directory Server のバージョン 5.2 以降については、Sun ONE Directory Server または Sun Java System Directory Server のインストールマニュアルを参照ください。

    次のデータサービスは、この Sun Cluster リリースの Solaris 10 OS ではサポートされていません。

  • Sun Cluster Data Service for Agfa IMPAX

Sun Cluster データサービスとリソースタイプの一覧は、次のとおりです。

データサービス Sun Cluster リソースタイプ
Sun Cluster HA for Agfa IMPAX SUNW.gds
Sun Cluster HA for Apache SUNW.apache
Sun Cluster HA for Apache Tomcat SUNW.gds
Sun Cluster HA for DHCP SUNW.gds
Sun Cluster HA for DNS SUNW.dns
Sun Cluster HA for MaxDB SUNW.sapdbSUNW.sap_xserver
Sun Cluster HA for MySQL SUNW.gds
Sun Cluster HA for NFS SUNW.nfs
Sun Cluster Oracle Application Server SUNW.gds
Sun Cluster HA for Oracle E-Business Suite SUNW.gds
Sun Cluster HA for Oracle SUNW.oracle_serverSUNW.oracle_listener
Sun Cluster Support for Oracle Real Application Clusters SUNW.rac_frameworkSUNW.rac_udlmSUNW.rac_svmSUNW.rac_cvmSUNW.oracle_rac_serverSUNW.oracle_listenerSUNW.scaldevicegroupSUNW.scalmountpointSUNW.crs_frameworkSUNW.scalable_rac_server_proxy
Sun Cluster HA for PostgreSQL SUNW.gds
Sun Cluster HA for Samba SUNW.gds
Sun Cluster HA for SAP SUNW.sap_ciSUNW.sap_ci_v2SUNW.sap_asSUNW.sap_as_v2
Sun Cluster HA for SAP liveCache SUNW.sap_livecacheSUNW.sap_xserver
Sun Cluster HA for SAP Web Application Server SUNW.sapenqSUNW.sapreplSUNW.sapscsSUNW.sapwebas
Sun Cluster HA for Siebel SUNW.sblgtwySUNW.sblsrvr
Sun Cluster HA for Solaris Containers SUNW.gds
Sun Cluster HA for N1 Grid Engine SUNW.gds
8.1 より前のバージョンでサポートされる Sun Cluster HA for Sun Java System Application Server SUNW.s1as
8.1 以降のバージョンでサポートされる Sun Cluster HA for Sun Java System Application Server SUNW.jsasSUNW.jsas-na
Sun Cluster HA for Sun Java System Application Server EE (4.4 より前のバージョンの HADB をサポート) SUNW.hadb
Sun Cluster HA for Sun Java System Application Server EE (4.4 以降のバージョンの HADB をサポート) SUNW.hadb_ma
Sun Cluster HA for Sun Java System Message Queue SUNW.s1mq
Sun Cluster HA for Sun Java System Web Server SUNW.iws
Sun Cluster HA for SWIFTAlliance Access SUNW.gds
Sun Cluster HA for SWIFTAlliance Gateway SUNW.gds
Sun Cluster HA for Sybase ASE SUNW.sybase
Sun Cluster HA for WebLogic Server SUNW.wls
Sun Cluster HA for WebSphere MQ SUNW.gds
Sun Cluster HA for WebSphere MQ Integrator SUNW.gds

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Sun Cluster のセキュリティー強化

Sun Cluster のセキュリティー強化では、Sun BluePrints(TM) プログラムが推奨している Solaris オペレーティングシステムの強化技術を使用し、クラスタの基本的なセキュリティー強化を達成しています。Solaris Security Toolkit は Sun Cluster のセキュリティー強化を自動的に実装します。

Sun Cluster のセキュリティー強化のマニュアルは、http://www.sun.com/blueprints/0203/817-1079.pdf で入手できます。また、http://www.sun.com/software/security/blueprints からこの文書にアクセスすることもできます。この URL から「Architecture」というタイトルまでスクロールして、「Securing the Sun Cluster 3.x Software」という文書を探します。この文書では、Solaris 環境における Sun Cluster 3.x 配備を安全にする方法が説明されています。この文書には、Solaris Security Toolkit など、Sun のセキュリティー専門家たちが推薦している最良のセキュリティーテクニックの使い方も記載されています。次のデータサービスは、Sun Cluster セキュリティー強化によってサポートされています。

  • Sun Cluster HA for Apache
  • Sun Cluster HA for Apache Tomcat
  • Sun Cluster HA for BEA WebLogic Server
  • Sun Cluster HA for DHCP
  • Sun Cluster HA for DNS
  • Sun Cluster HA for MySQL
  • Sun Cluster HA for N1 Grid Engine
  • Sun Cluster HA for NFS
  • Sun Cluster HA for Oracle E-Business Suite
  • Sun Cluster HA for Oracle
  • Sun Cluster Support for Oracle Real Application Clusters
  • Sun Cluster HA for PostgreSQL
  • Sun Cluster HA for Samba
  • Sun Cluster HA for Siebel
  • Sun Cluster HA for Solaris Containers
  • Sun Cluster HA for SWIFTAlliance Access
  • Sun Cluster HA for SWIFTAlliance Gateway
  • Sun Cluster HA for Sun Java System Directory Server
  • Sun Cluster HA for Sun Java System Message Queue
  • Sun Cluster HA for Sun Java System Messaging Server
  • Sun Cluster HA for Sun Java System Web Server
  • Sun Cluster HA for Sybase ASE
  • Sun Cluster HA for WebSphere MQ
  • Sun Cluster HA for WebSphere MQ Integrator

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既知の問題とバグ

次に示す既知の問題とバグは、Sun Cluster 3.2 2/08 リリースの処理に影響を与えます。バグおよび問題は次のカテゴリに分類しています。

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管理

clnode remove -f オプションが、Solaris ボリュームマネージャーデバイスグループを有するノードを削除できない (6471834)

問題の概要: clnode remove -force コマンドはメタセットからノードを削除するべきですが、できません。『Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)』には、クラスタからノードを削除するための手順が記載されています。これらの手順は、clnode remove を実行する前に、metaset コマンドを実行して Solaris ボリュームマネージャーディスクセットを削除する方法を説明しています。

回避方法: 手順に従わなかった場合は、通常の方法で CCR から無効なノードデータをクリアしなければならない場合があります。

  1. アクティブなクラスタノードから、metaset コマンドを使用して Solaris ボリュームマネージャーディスクセットからノードをクリアします。
  2. clnode clear -force obsolete_nodename を実行します。

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スケーラブルリソースの作成時に Auxnodelist プロパティーのエントリが SEGV を引き起こす (6494243)

問題の概要: 共有アドレスリソースの Auxnodelist プロパティーは、共有アドレスリソースの作成時には使用できません。プロパティーが使用される場合、この共有アドレスネットワークリソースに依存するスケーラブルリソースの作成時に、検証エラーと SEGV を引き起こします。スケーラブルリソースの検証エラーメッセージは次の形式です。

Method methodname (scalable svc) on resource resourcename stopped or terminated
due to receipt of signal 11

また、ssm_wrapper からコアファイルが生成されます。ユーザーは Auxnodelist プロパティーを設定できないため、共有アドレスをホストできてもプライマリとしては機能しないクラスタノードを識別できません。

回避方法: あるノード上で、Auxnodelist プロパティーを指定せずに共有アドレスリソースを再度作成します。続いてスケーラブルリソースの作成コマンドを再度実行し、ネットワークリソースとしてユーザーが再度作成した共有アドレスリソースを使用します。

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DID の結合時に多くの妥当性検査が必要になる (6605101)

問題の概要: 現在、/usr/cluster/bin/scdidadm コマンドおよび /usr/cluster/bin/cldevice コマンドでは、単一の DID デバイスに結合しようとしている複製された SRDF デバイスが、実際に互いの複製であるかどうか、指定された複製グループに属しているかどうかを検証することができません。

回避方法: SRDF で使用する DID デバイスの結合は慎重に行います。指定した DID デバイスインスタンスが互いの複製であり、指定した複製グループに属していることを確認してください。

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クラスタの再起動後に Sun NAS 定足数がオフラインになる (6614299)

問題の概要: 次の条件でクラスタノードが再起動される時に定足数デバイスがオフラインになることがあります。

  • サポートされている NAS アプライアンス上の iSCSI LUN がクラスタに定足数を提供するように構成されます。
  • その NAS アプライアンスがクラスタノードとは異なるサブネット上に配置されています。

回避方法: NAS アプライアンスをクラスタノードと同じサブネット上に構成し、NAS のターゲット LUN を静的に構成されたターゲットにする必要があります。

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iSCSI Array (STK 2510) LUNが定足数デバイスとして使用される時にときに定足数の損失が原因で、ノードパニックが発生する (6658472)

問題の概要: 次の条件でクラスタノードが再起動される時に定足数デバイスがオフラインになることがあります。

  • サポートされている STK 2510 上の iSCSI LUN がクラスタに定足数を提供します。
  • その STK 2510 がクラスタノードとは異なるサブネット上に配置されています。

回避方法: STK 2510 がクラスタノードと同じサブネット上に配置されるように構成します。

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cldevice combine を途中で終了すると、DID デバイス構成が矛盾した状態になる場合がある (6616497)

問題の概要: /usr/cluster/bin/cldevice combine コマンドは、DID ドライバのカーネル内情報や複数の CCR テーブルなど、異なる場所にある複数の情報を更新します。そのため、このコマンドを途中で終了すると、一部の情報が更新されないままとなる場合があります。

回避方法: 可能な場合は、途中で cldevice コマンドを終了しないようにします。このコマンドを途中で終了した場合は、次のうち、該当するいずれかのアクションを実行します

  • 更新されたのが DID ドライバのカーネル内情報だけであり、CCR テーブルが変更されていない場合は、DID ドライバの情報が更新されたクラスタノードを再起動すると、データが以前の状態に戻ります。そのあと、cldevice コマンドを実行し直すことができます。
    更新される CCR テーブルは、/etc/cluster/ccr/replicated_devices/etc/cluster/ccr/did_instances です。replicated_devices テーブルが先に更新されます。
  • did_instances テーブルに対する変更がコミットされる前に cldevice コマンドを終了した場合は、replicated_devices テーブルに対する更新を手動で取り消す必要があります。

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データサービス

SIGSEGV シグナルが原因でリソースに対する SUNW.ScalMountPoint の検証メソッドが途中で終了する (6606281)

問題の概要: 共有 QFS mcf ファイルのファイルシステム情報のあとにコメントを書き込むと、SUNW.ScalMountPoint リソースタイプによる不適切な処理が原因で、SUNW.ScalMountPoint のメソッドが失敗することがあります。問題を引き起こす可能性のある mcf ファイルの例を次に示します。

# File system for data
Data                          300     ms      Data    on      shared
#/dev/md/oracle/dsk/d30       301     md      Data    on
/dev/md/oracle/dsk/d31        302     md      Data    on 

回避方法: mcf ファイルのファイルシステム情報のあとにコメントを書き込まないようにします。。

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GUI

Internet Explorer で、リソースプロパティーまたはリソースグループプロパティーのページ内編集が行えない (6607871)

問題の概要: Internet Explorer から Sun Cluster Manager を使用している際、リソースプロパティーまたはリソースグループプロパティーのページ内編集が行えません。リソースまたはリソースグループテーブルリストのプロパティーフィールドが、編集可能フィールドとしてではなく、表示フィールドとして表示されます。エラーメッセージは表示されません。

回避方法: リソースプロパティーまたはリソースグループプロパティーを編集するには、プロパティーテーブルリストの上部にある「Edit Properties」ウィザードを使用します。

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インストール

InfiniBand 構成内の自動検出が、同じアダプタを使用する 2 つのパスを提示することがある (6299097)

問題の概要: InfiniBand がクラスタトランスポートとして使用され、アダプタごとに 2 つのポートを持つ各ノード上に 2 つのアダプタがあり、さらに合計 2 つのスイッチがある場合、scinstall ユーティリティーのアダプタ自動検出は、同じアダプタを使用する 2 つのトランスポートパスを提示する可能性があります。

回避方法: 各ノード上でトランスポートアダプタを手動で指定します。

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/tmp/admin.txt が見つからず、pkgrm の際にインストーラ例外が発生する (6532980)

問題の概要: Sun Cluster ソフトウェアと関連製品をインストールする Sun Java Availability Suite installer の呼び出しが、Java 例外のために失敗します。画面には、「pkgrm: ERROR: unable to open admin file /tmp/admin.txt」ERROR:が表示されます。Sun Cluster ソフトウェアのみをインストールする際、または共有コンポーネントのみをインストールまたはアップグレードする際に、プラットフォームの種類に関係なく、インストールが失敗する可能性があります。

回避方法: /tmp/admin.txt ファイルが存在するかどうかを確認します。存在する場合は、このファイルに対する読み取り権と書き込み権の両方が root ユーザーに付与されているかどうかを確認します。これらの権限が root に付与されていない場合は、chmod コマンドを使用して root に権限を付与します。//tmp/admin.txt ファイルが存在しない場合は、次の内容でこのファイルを作成し、root ユーザーに読み取り権と書き込み権を付与します。

mail= 
instance=overwrite 
partial=nocheck 
runlevel=nocheck 
idepend=nocheck 
rdepend=nocheck 
space=nocheck 
setuid=nocheck 
conflict=nocheck 
action=nocheck 
basedir=default

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Solaris 10 クラスタノードがパケットを転送しないようにする必要がある (6559444)

問題の概要: Solaris 9 またはその以前の場合、scinstall(1M) コマンドを使用して、新規クラスタノードがルーターとして機能しないようにする構成を作成できます。Solaris 10 では、ルーターの機能を無効化するメソッドが変更されていますが、scinstall はまだ更新されていません。Solaris 10 リリースから、パケットの転送はデフォルトで無効にされています。Solaris 10 マシンで一度もパケットの転送を有効にしていない場合、このデフォルトの構成のままで問題ありません。パケットの転送を有効にすると、スケーラブルサービスの応答と負荷分散の処理に影響が生じる場合があります。

回避方法: 転送が有効か無効かを確認するには、次のコマンドを実行します。

# /usr/sbin/routeadm

IPv4 のルーティングは有効に、IPv4 の転送は無効になっているはずです。IPv6 のルーティングと転送は両方とも無効になっているはずです。Sun Cluster ソフトウェアのインストール前に IPv4 の転送を有効にした場合は、次のコマンドを実行します。

# /usr/sbin/routeadm -d ipv4-forwarding

routeadm(1M) のマニュアルページも参照してください。

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Sun Cluster 3.2 2/08 のインストール後、Sun Cluster Manager でクラスタ名以外のデータが表示されない場合がある (6621283)

問題の概要: 既存の共通エージェントコンテナのバージョンが 2.0 である場合 (/usr/sbin/cacaoadm -V)、Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアのインストール時に、共通エージェントコンテナを正しく 2.1 にアップグレードできない場合があります。次のコマンドを実行すると、Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアのインストール後にこの問題が発生しているかどうかを確認できます。

# cacaoadm -V
2.1.0
# cacaoadm list-modules | grep rbac
com.sun.cacao.rbac 1.0

このバージョンの RBAC モジュールは、共通エージェントコンテナ 2.1 では動作しません。

回避方法: 各ノードで次のコマンドを実行し、手動でアップグレードを完了させます。

% su
# /usr/sbin/cacaoadm prepare-uninstall
# cacaoadm start
# cacaoadm list-modules | grep rbac
com.sun.cacao.rbac 2.1

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実行時

ゲスト LDoms クラスタノードのトランスポートに関する注意事項 (6678045)

問題の概要: クラスタノードとして構成されている LDoms ゲストドメインでは、そのノードの再起動時に次のようなメッセージが表示される場合があります。

WARNING: Received non interrupt heartbeat on phys-schost-1:ce5 - phys-schost-4:ce5 - path timeouts are likely.

回避方法: これらのメッセージは無視して構いません。

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Sun Cluster の libstlport4 に対してアプリケーションを安全にリンクできない (6298053)

問題の概要: stlport4 でリンクされた Sun Cluster 構成上で実行されているアプリケーションは、nscd デーモンが動作していないときに NSS 関連の呼び出しを行うと、クラッシュする可能性があります。

回避方法: 各クラスタノードで次の構成ファイルに変更を加えます。


nsswitch.conf ルックアップテーブルから cluster スイッチを削除したあとに sccheck ユーティリティを実行すると、削除された cluster スイッチについてのエラーメッセージが表示される場合があります。ここでは cluster スイッチを意図的にファイルから削除しているので、このメッセージは無視してかまいません。
  1. 各ノードで、/etc/inet/hosts ファイル、/etc/netmasks ファイル、および /etc/nsswitch.conf ファイルのバックアップコピーを作成します。
  2. 各クラスタノードの /etc/inet/hosts ファイルに、クラスタ内のすべてのプライベートホスト名が記述されていることを確認します。これらのアドレスは clprivnet0 インタフェースに関連付けられています。ノードのプライベートホスト名に対応する IP アドレスを判別する方法を次に示します。

    # ifconfig clprivnet0 | fmt
    clprivnet0:
    flags=1009843<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,MULTI_BCAST,PRIVATE,IPv4>
    mtu 1500 index 5
    inet 172.16.4.1 netmask fffffe00 broadcast 172.16.5.255
    ether 0:0:0:0:0:1

     
    # cat > /etc/inet/hosts <<EOS
    172.16.0.129 clusternode1-priv-physical1
    172.16.1.1 clusternode1-priv-physical2
    172.16.4.1 clusternode1-priv
    172.16.0.130 clusternode2-priv-physical1
    172.16.1.2 clusternode2-priv-physical2
    172.16.4.2 clusternode2-priv
    EOS

  3. 各クラスタノードの /etc/netmasks ファイルに、すべてのクラスタインターコネクトのネットマスクが記述されていることを確認します。次のスクリプトを使用して、ネットマスクのリストを収集できます。

    # ifconfig -a | \
    nawk '/flags/&&!/PRIVATE/{p=0}\
    /flags/&&/PRIVATE/{p=1}\
    p==1&&$3 ~ /netmask/{print $2}'|\
    while read i; do getent netmasks $i; done > /tmp/netmasks

    次のようにして、収集されたネットマスクのリストを確認します。

    # cat /tmp/netmasks
    172.16.1.1             255.255.255.128
    172.16.0.129           255.255.255.128
    172.16.4.1             255.255.254.0

    リストが正しいことを確認したら、これらのエントリを次のようにして netmasks ファイルの末尾に追記します。

    # cat /tmp/netmasks >> /etc/netmasks

  4. 各クラスタノードで、hosts エントリおよび netmasks エントリのルックアップから cluster スイッチを削除します。次に例を示します。
    変更前:

    ...
    hosts:cluster files files dns nisplus dns
    ...
    netmasks:cluster files nisplus
    ...

    変更後:

    ...
    hosts:files files dns nisplus dns
    ...
    netmasks:files nisplus
    ...

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EMC PowerPath 構成上で EFI ラベル付きディスクを使用するとエラーメッセージが表示される (6536409)

問題の概要: EMC の PowerPath マルチパス化ドライバで EFI ラベル付きディスクを使用すると、エラーが発生します。これらのエラーにより、DID デバイスのデバイスパスを適切に構成できなくなります。

回避方法: 現在のところ、この問題の回避方法はありません。EMC の PowerPath ドライバを使用するデバイスでは、EFI ラベル付きディスクを使用しないようにしてください。

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アップグレード

ルートディスクがカプセル化されている場合、vxio メジャー番号がノード間で異なる (6445917)

問題の概要: VERITAS Volume Manager (VxVM) を実行するクラスタでは、ルートディスクがカプセル化されている場合、次のいずれかのソフトウェアの標準アップグレードまたはデュアルパーティションアップグレードは失敗します。

  • Solaris OS の異なるバージョンへのアップグレード
  • VxVM のアップグレード
  • Sun Cluster ソフトウェアのアップグレード

クラスタノードはパニックになり、アップグレード後は起動できなくなります。この障害は、アップグレード時に VxVM により行われるメジャー番号またはマイナー番号の変更が原因です。

回避方法: アップグレードを開始する前にルートディスクのカプセル化を解除します。

注意
前の手順に正しく従わない場合、アップグレード中のすべてのノード上で予期しない深刻な問題が生じる場合があります。また、ルートディスクのカプセル化解除とカプセル化を行うと、そのつど自動的にノードの再起動が行われるため、アップグレード中に必要な再起動の回数が多くなります。

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Solaris 9 の Sun Cluster Version 3.1 から Solaris 10 の Sun Cluster Version 3.2 へライブアップグレードしたあと、ゾーンを使用できない (6509958)

問題の概要: Solaris 9 の Sun Cluster 3.1 から Solaris 10 の Sun Cluster 3.2 へライブアップグレードしたあと、クラスタソフトウェアでゾーンを正しく使用できません。問題は、Sun Cluster パッケージ用に pspool データが作成されないことです。このため、SUNWsczu のような、非大域ゾーンに伝播されるべきパッケージが正しく伝播されません。

回避方法: scinstall -R コマンドを使って Sun Cluster パッケージをアップグレードしてから、クラスタをクラスタモードで起動するまでの間に、後述のスクリプトを 2 回実行します。

  • Sun Cluster フレームワークパッケージ用に 1 回
  • Sun Cluster データサービスパッケージ用に 1 回

次のいずれかの方法で、このスクリプトを準備して実行します。

  • Sun Cluster フレームワークパッケージ用の変数を設定し、スクリプトを実行します。次に、データサービスパッケージ用の PATHNAME 変数を変更し、スクリプトを再実行します。
  • フレームワークパッケージ用に設定された変数を持つスクリプトと、データサービスパッケージ用に設定された変数を持つスクリプトを作成します。次に、両方のスクリプトを実行します。
  1. スーパーユーザーとしてログインします。
  2. 次の内容のスクリプトを作成します。

    #!/bin/ksh

    typeset PLATFORM=${PLATFORM:-`uname -p`}
    typeset PATHNAME=${PATHNAME:-/cdrom/cdrom0/Solaris_${PLATFORM}/Product/sun_cluster/Solaris_10/Packages}
    typeset BASEDIR=${BASEDIR:-/}

    cd $PATHNAME
    for i in *
    do
        if pkginfo -R ${BASEDIR} $i >/dev/null 2>&1
        then
             mkdir -p ${BASEDIR}/var/sadm/pkg/$i/save/pspool
             pkgadd -d .-R ${BASEDIR} -s ${BASEDIR}/var/sadm/pkg/$i/save/pspool $i
        fi
    done

  3. 変数 PLATFORMPATHNAME、および BASEDIR を設定します。
    これらの変数を環境変数として設定するか、または直接スクリプト内の値を変更します。

    PLATFORM

    プラットフォームの名前です。たとえば、sparcx86 です。PLATFORM 変数は、デフォルトでは uname -p コマンドの出力に設定されています。

    PATHNAME

    Sun Cluster フレームワークまたはデータサービスパッケージのインストール元となるデバイスへのパスです。ここの値は、pkgadd コマンドの -d オプションに対応します。
    たとえば、Sun Cluster フレームワークパッケージの場合、この値は次のような形式になります。

    /cdrom/cdrom0/Solaris_${PLATFORM}/Product/sun_cluster/Solaris_10/Packages

    データサービスパッケージの場合、この値は次のような形式になります。

    /cdrom/cdrom0/Solaris_${PLATFORM}/Product/sun_cluster_agents/Solaris_10/Packages

    BASEDIR

    ルートパスとして使用し、pkgadd コマンドの -R オプションに対応する、ディレクトリのフルパス名です。ライブアップグレードの場合は、この値を、scinstall コマンドの -R オプションで使用されるルートパスに設定します。BASEDIR 変数は、デフォルトではルート (/) ファイルシステムに設定されています。

  4. Sun Cluster フレームワークパッケージ用に 1 回、データサービスパッケージ用に 1 回、スクリプトを実行します。
    スクリプトの実行後、各パッケージのコマンドプロンプトに次のメッセージが表示されるはずです。

    Transferring pkgname package instance


    パッケージ用の pspool ディレクトリがすでに存在する場合、またはスクリプトが同じパッケージセット用に 2 回実行された場合、次のエラーがコマンドプロンプトに表示されます。

    Transferring pkgname package instance
    pkgadd:ERROR:unable to complete package transfer
        -- identical version of pkgname already exists on destination device

    このメッセージは無害なので、無視しても問題ありません。

  5. フレームワークパッケージ用とデータサービスパッケージ用にスクリプトを実行したあと、ノードをクラスタモードで起動します。

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ゾーンルートパスが root (/) 以外のファイルシステムに構成されたローカルゾーンが存在する場合、ライブアップグレード後に Sun Cluster ノードをクラスタモードで起動できない (6599197)

問題の概要: ライブアップグレード後、Sun Cluster ノードをクラスタモードで起動することができません。この障害は、ゾーンルートパスがルート以外のファイルシステムに構成されたローカルゾーンがノード上に存在する場合にのみ発生します。この場合、起動時に次のエラーメッセージが表示されます。

Configuring devices.
NIS domain name is <domain name>
Loading smf(5) service descriptions: 15/26ERROR: unable to mount zones: zoneadm: 
zone '<zonename>': "/usr/lib/fs/lofs/mount --o ro,nosub,nodevices /space/zones/<zonename>/root 
/.alt.sorce.15030/space/zones/<zonename>--sorce.15030/lu/b" failed with exit code 33
zoneadm: zone '<zonename>': cannot mount /.alt.sorce.15030/space/zones/<zonename>--sorce.15030/lu/b on 
/space/zones/<zonename>/root: Error 0
zoneadm: zone '<zonename>': destroying snapshot: No such zone configured
zoneadm: zone '<zonename>': call to zoneadmd failed
ERROR: unable to mount zone <zonename> in </.alt.sorce.15030>
ERROR: unmounting partially mounted boot environment file systems
ERROR: umount: warning: /dev/dsk/c0t0d0s0 not in mnttab
umount: /dev/dsk/c0t0d0s0 not mounted
ERROR: cannot unmount </dev/dsk/c0t0d0s0>
ERROR: cannot mount boot environment by name <sorce.15030>
Could not mount the last Live Upgrade Boot Environment
Please reboot in noncluster mode(boot --x) and Repair
19/26syncing file systems... done
Program terminate

回避方法: 次の手順を実行します。

  1. ライブアップグレードでオペレーティングシステムのみをアップグレードします。
  2. 非クラスタモードでノードを再起動します。
  3. 標準のアップグレード手順で、共有コンポーネント、Sun Cluster コアパッケージ、および Sun Cluster データサービスパッケージをアップグレードします。
  4. クラスタモードでマシンを起動します。

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パッチと必須ファームウェアのレベル

この節では、Sun Cluster 構成のパッチに関する情報を示します。次の内容について説明します。

Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアにアップグレードしようとしている場合は、『Sun Cluster Upgrade Guide for Solaris OS』 を参照してください。Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチを適用しても、ソフトウェアを Sun Cluster 3.2 2/08 リリースにアップグレードしたことにはなりません。


パッチを適用または削除する前に、パッチの README ファイルを参照してください。

Sun Cluster コアパッチ 125510 (S9/SPARC)、125511(S10/SPARC)、または 125512(S19/x64) を、再起動用パッチ (ノード) メソッドを使用してインストールする場合は、-02 バージョン以降のパッチをインストールする前に -02 バージョンのパッチをインストールしておく必要があります。-02 バージョンのパッチをインストールせずに -03 バージョン以降のパッチをインストールする場合は、再起動用クラスタメソッドを使用してください。
パッチ適用シナリオの例を次に示します。

  • SPARC 上で Solaris 10 オペレーティングシステムを使用し、パッチ 125511-02 がインストールされている Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアに 125511-03 以降のパッチをインストールする場合は、再起動用ノードメソッドまたは再起動用クラスタメソッドを使用します。
  • SPARC 上で Solaris 10 オペレーティングシステムを使用し、パッチ 125511-02 をインストールしていない Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアに 125511-03 以降のパッチをインストールする場合は、次のいずれかを選択します。
    • 再起動用クラスタメソッドを使用して、125511-03 をインストールします。
    • 再起動用ノードメソッドを使用して 125511-02 をインストールしてから、再起動用ノードメソッドを使用して 125511-03 をインストールします。

      Sun Cluster 製品に必要なパッチを確認してダウンロードするためには、 SunSolve(SM) ユーザーとして登録済みでなければなりません。.SunSolve アカウントをまだ入手していない場合は、Sun のサービス担当者またはセールスエンジニアにお問い合わせるか、あるいは http://sunsolve.sun.com でオンライン登録を行なってください。

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Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチの適用

Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチを適用するには、次の手順を完了します。

Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチを適用する

  1. コアパッチ用の通常の再起動用パッチ手順を使用して、パッチをインストールします。
  2. パッチがすべてのノードに正しくインストールされ、正常に機能していることを検証します。
  3. このパッチで更新される、新しいバージョンのリソースタイプ、SUNW.HAStoragePlusSUNW.ScalDeviceGroup、および SUNW.ScalMountPoint を登録します。これらのタイプの既存のいずれかのリソースに、新バージョンのリソースタイプへのアップグレードを実行します。
    リソースタイプの登録については、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の 「リソースタイプの登録」 を参照してください。
    注意
    Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチが削除された場合は、手順 3 でアップグレードしたリソースすべてを、以前のリソースタイプのバージョンにダウングレードしてください。ダウングレードの手順を実行するには、これらのサービスの停止時間を計画しておく必要があります。したがって、Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチをクラスタに永続的に確定する準備ができるまでは、手順 3 を実行しないでください。

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Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチの削除

Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチを削除するには、次の手順を完了します。

Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチを削除する

  1. クラスタ上のリソースタイプをリストします。

    clrt list

  2. リストが SUNW.HAStoragePlus:5SUNW.ScalDeviceGroup:2、または {{SUNW.ScalMountPoint:2}}を返す場合は、これらのリソースタイプを削除してください。リソースタイプの削除の方法については、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の 「リソースタイプの削除」 を参照してください。
  3. すべてのクラスタノードを、非クラスタのシングルユーザーモードで再起動します。
    クラスタノードを非クラスタのシングルユーザーモードで再起動する方法については、『Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)』の 「非クラスタモードでクラスタノードを起動する」 を参照してください。
  4. Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチを、パッチをインストールした各ノードから削除します。

    patchrm patch--id

  5. Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチを削除したすべてのノードを、クラスタモードで再起動します。
    Sun Cluster 3.2 2/08 コアパッチを削除したすべてのノードを、影響を受けないノードよりも前に再起動することにより、クラスタが CCR 内の正しい情報で確実に構成されます。クラスタ上のすべてのノードにコアパッチが適用されている場合、各ノードを任意の順序でクラスタモードで再起動できます。
    ノードをクラスタモードで再起動する方法については、『Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)』の 「クラスタノードを再起動する」 を参照してください。
  6. 残りのノードをクラスタモードで再起動します。

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パッチ管理ツール

パッチ管理オプション (Solaris OS 版) については、Sun Connection Update ManagerSun xVM Ops Center で入手できます。パッチ管理ユーティリティ patchadd の使用についての追加情報は、Solaris『System Administration Guide: Basic Administration』http://docs.sun.com により提供されています。システムにインストールされている Solaris OS リリース用の、パブリッシュされるこのマニュアルのバージョンを参照ください。

ノードが非クラスタモードであるときに一部のパッチを適用しなければならない場合、パッチの使用法では全体のクラスタを停止することを必要としない限り、それらをスクロール方式で一度に 1 つのノードに適用することができます。Sun Cluster システム管理ガイド (Solaris OS 版) の 再起動しているパッチ (ノード) を適用する の手順で、ノードを準備してから非クラスタモードに起動します。インストールの容易さには、非クラスタモードに配置されるノードにすべてのパッチを一回に適用すると考えてください。

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SunSolve Online

SunSolve(SM)Online Web サイトには、Sun 製品のパッチやソフトウェア、ファームウェアに関する最新情報が常時掲載されています。現在サポートされるソフトウェア、ファームウェア、およびパッチの最新のリビジョンについては、SunSolve Online サイト (http://sunsolve.sun.com) にアクセスしてください。

Sun Cluster 3.2 2/08 のサードパーティによるパッチ情報は、SunSolve Info Doc により提供されています。この Info Doc ページでは、Sun Cluster 3.2 2/08 環境で使用する特定のハードウェアに関するサードパーティによるパッチ情報を提供しています。この Info Doc を見つけるには、SunSolve にログオンします。SunSolve ホームページから、検索基準ボックスに Sun Cluster 3.x Third-Party Patches と入力します。

Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアをインストールし、クラスタコンポーネント (Solaris OS、Sun Cluster ソフトウェア、ボリューム管理ソフトウェア、データサービスソフトウェア、またはディスクハードウェア) にパッチを適用する前に、取得したパッチに付属する各 README ファイルを確認してください。クラスタが適切に動作するためには、すべてのクラスタノードを同じパッチレベルにしてください。

特定のパッチの適用手順およびパッチの管理に関するヒントについては、『Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)』の第 10 章 「Sun Cluster ソフトウェアとファームウェアのパッチ」 を参照してください。

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Sun Cluster パッチ一覧

Sun Cluster Patch Klatch は、使用しているソフトウェアの特定のバージョンに基づいて、Solaris OS、Sun Cluster ソフトウェア、およびクラスタ構成内のその他のソフトウェアに適用する必要があるパッチの最新版の一覧を提供します。
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必須ファームウェア

StorageTek 2530 Array のクラスタパッチサポート

Sun StorageTek Common Array Manager (CAM) ソフトウェアのバージョン 6.0.1 により、最大 3 つのノードに対する Sun StorageTek 2530 array の SCSI3 PGR サポートを提供します。CAM 6.0.1 パッチは Sun ダウンロードセンターから入手できます。また、SunSolve にログインしてパッチ 137294-01をダウンロードすることもできます。

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Sun Cluster 3.2 2/08 のマニュアル

Sun Cluster 3.2 2/08 ユーザーマニュアルセットには次のマニュアルコレクションが含まれています。

Sun Cluster 3.2 2/08 Software Manuals for Solaris OS

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Sun Cluster 3.2 2/08 Data Service Manuals for Solaris OS (SPARC Platform Edition)

パート番号 マニュアル名
819-3056 『Sun Cluster Data Service for Agfa IMPAX Guide for Solaris OS』
819-2975 『Sun Cluster Data Service for Apache Guide for Solaris OS』
819-3057 『Sun Cluster Data Service for Apache Tomcat Guide for Solaris OS』
819-3058 『Sun Cluster Data Service for DHCP Guide for Solaris OS』
819-2977 『Sun Cluster Data Service for DNS Guide for Solaris OS』
819-5415 『Sun Cluster Data Service for Kerberos Guide for Solaris OS』
820-3234 『Sun Cluster Data Service for MaxDB Guide for Solaris OS』
820-2571 『Sun Cluster Data Service for MySQL Guide for Solaris OS』
819-3060 『Sun Cluster Data Service for N1 Grid Service Provisioning System for Solaris OS』
820-2565 『Sun Cluster Data Service for NFS Guide for Solaris OS』
820-2572 『Sun Cluster Data Service for Oracle Application Server Guide for Solaris OS』
820-2573 『Sun Cluster Data Service for Oracle E-Business Suite Guide for Solaris OS』
819-2980 『Sun Cluster Data Service for Oracle Guide for Solaris OS』
820-2574 『Sun Cluster Data Service for Oracle RAC Guide for Solaris OS』
819-5578 『Sun Cluster Data Service for PostgreSQL Guide for Solaris OS』
820-2575 『Sun Cluster Data Service for Samba Guide for Solaris OS』
820-2566 『Sun Cluster Data Service for SAP Guide for Solaris OS』
820-2567 『Sun Cluster Data Service for SAP liveCache Guide for Solaris OS』
820-2568 『Sun Cluster Data Service for SAP Web Application Server Guide for Solaris OS』
820-2569 『Sun Cluster Data Service for Siebel Guide for Solaris OS』
820-2578 『Sun Cluster Data Service for Solaris Containers Guide』
820-3702 『Sun Cluster Data Service for Sun Grid Engine Guide for Solaris OS』
819-2988 『Sun Cluster Data Service for Sun Java System Application Server Guide for Solaris OS』
819-2987 『Sun Cluster Data Service for Sun Java System Application Server EE (HADB) Guide for Solaris OS』
819-2989 『Sun Cluster Data Service for Sun Java System Message Queue Guide for Solaris OS』
820-2579 『Sun Cluster Data Service for Sun Java System Web Server Guide for Solaris OS』
820-2576 Sun Cluster Data Service for SWIFTAlliance Access Guide for Solaris OS』
820-2577 『Sun Cluster Data Service for SWIFTAlliance Gateway Guide for Solaris OS』
820-2570 『Sun Cluster Data Service for Sybase ASE Guide for Solaris OS』
820-2580 『Sun Cluster Data Service for WebLogic Server Guide for Solaris OS』
819-3068 『Sun Cluster Data Service for WebSphere Message Broker Guide for Solaris OS』
819-3067 『Sun Cluster Data Service for WebSphere MQ Guide for Solaris OS』

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Sun Cluster 3.2 2/08 Data Service Manuals for Solaris OS (x86 Platform Edition)

パート番号 マニュアル名
819-2975 『Sun Cluster Data Service for Apache Guide for Solaris OS』
819-3057 『Sun Cluster Data Service for Apache Tomcat Guide for Solaris OS』
819-3058 『Sun Cluster Data Service for DHCP Guide for Solaris OS』
819-2977 『Sun Cluster Data Service for DNS Guide for Solaris OS』
819-5415 『Sun Cluster Data Service for Kerberos Guide for Solaris OS』
820-3234 『Sun Cluster Data Service for MaxDB Guide for Solaris OS』
820-2571 『Sun Cluster Data Service for MySQL Guide for Solaris OS』
819-3060 『Sun Cluster Data Service for N1 Grid Service Provisioning System for Solaris OS』
820-2565 『Sun Cluster Data Service for NFS Guide for Solaris OS』
820-2572 『Sun Cluster Data Service for Oracle Application Server Guide for Solaris OS』
819-2980 『Sun Cluster Data Service for Oracle Guide for Solaris OS』
820-2574 『Sun Cluster Data Service for Oracle RAC Guide for Solaris OS』
819-5578 『Sun Cluster Data Service for PostgreSQL Guide for Solaris OS』
820-2575 『Sun Cluster Data Service for Samba Guide for Solaris OS』
820-2566 『Sun Cluster Data Service for SAP Guide for Solaris OS』
820-2568 『Sun Cluster Data Service for SAP Web Application Server Guide for Solaris OS』
820-2578 『Sun Cluster Data Service for Solaris Containers Guide』
820-3702 『Sun Cluster Data Service for Sun Grid Engine Guide for Solaris OS』
819-2987 『Sun Cluster Data Service for Sun Java System Application Server EE (HADB) Guide for Solaris OS』
819-2988 『Sun Cluster Data Service for Sun Java System Application Server Guide for Solaris OS』
819-2989 『Sun Cluster Data Service for Sun Java System Message Queue Guide for Solaris OS』
820-2579 『Sun Cluster Data Service for Sun Java System Web Server Guide for Solaris OS』
820-2580 『Sun Cluster Data Service for WebLogic Server Guide for Solaris OS』
819-3067 『Sun Cluster Data Service for WebSphere MQ Guide for Solaris OS』
819-3068 『Sun Cluster Data Service for WebSphere Message Broker Guide for Solaris OS』

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Sun Cluster 3.1 - 3.2 Hardware Collection for Solaris OS (SPARC Platform Edition) - Japanese

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Sun Cluster 3.1 - 3.2 Hardware Collection for Solaris OS (x86 Platform Edition) - Japanese

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マニュアルに関する情報

この節では、Sun Cluster 3.2 2/08 リリースのマニュアル、オンラインヘルプ、マニュアルページの誤りや記載漏れについて説明します。

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システム管理ガイド

この節では、『Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)』内の記述の誤りと記載漏れについて説明します。

複製デバイスの名前変更

複製デバイスグループの名前が変更された場合は、Hitachi TrueCopy および SRDF に関する追加の手順が必要です。『Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)』の 「EMC Symmetrix Remote Data Facility (SRDF) を使用した複製用に DID デバイスを構成する」 の手順に従いながら、次の手順を実行します。

TrueCopy の場合

複製デバイスグループと、対応するグローバルデバイスグループの名前が変更された場合は、cldevice replicate コマンドを再実行して、複製されたデバイス情報を更新してください。

SRDF の場合

複製デバイスグループと、対応するグローバルデバイスグループの名前が変更された場合は、複製されたデバイス情報を更新してください。それには、まず、scdidadm -b コマンドを使用して既存の情報を削除します。最後に、cldevice combine コマンドを使用して、更新された新しいデバイスを作成します。

SCSI-2 予約のリリース

シングルユーザーモードでフェイルオーバーゾーンにパッチを適用し、SCSI-2 予約がディスクに存在する場合、How to Apply Patches in Singl-User Mode with Failover Zones の使用法に従ってください。次の変更が発生します。

ステップ #10 を完了してから、ステップ #11 をスキップして、これらの使用法によりディスクセット中のディスクに SCSI-2 予約が存在するかどうかを判定します。
a. ディスクセット中のすべてのディスクの場合は、/usr/cluster/lib/sc/scsi -c disfailfast -d /dev/did/rdsk/d#s2 を実行します。
b. キーが一覧表示される場合、次のコマンドそれらをリリースします。/usr/cluster/lib/sc/scsi -c release -d /dev/did/rdsk/d#s2。

データサービス開発ガイド

この節では、『Sun Cluster データサービス開発ガイド (Solaris OS 版)』内の記述の誤りと記載漏れについて説明します。

メソッドのタイムアウト動作が変更されている

Sun Cluster 3.2 リリースにおけるメソッドのタイムアウト動作の変更についての説明がありません。RGM メソッドのコールバックがタイムアウトすると、プロセスは SIGTERM シグナルではなく、SIGABRT シグナルを使用して停止されます。SIGABRT シグナルを使用してプロセスを停止することにより、プロセスグループのすべてのメンバーがコアファイルを生成します。


新しいプロセスグループを作成するデータサービスメソッドを書かないでください。データサービスメソッドで新しいプロセスグループを作成する必要がある場合は、SIGTERM および SIGABRT シグナルのシグナルハンドラも書きます。シグナルハンドラが親プロセスを終了する前に、SIGTERM または SIGABRT シグナルを子プロセスグループに転送するシグナルハンドラを書きます。これにより、メソッドにより生じたすべてのプロセスが正しく終了する可能性が高くなります。

マニュアルページ

この節では、Sun Cluster のマニュアルページの誤り、記載漏れ、および追加について説明します。

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cldevice(1CL)

cldevice(1M) のマニュアルページには、cldevice replicate コマンドに関する次の情報が抜けています。

replicate

replicate サブコマンドは、SRDF で DID インスタンスを結合する場合には、サポートされるメソッドではありません。このサブコマンドは TrueCopy の場合にのみ使用できます。SRDF で DID インスタンスを結合するには、cldevice combine を使用します。

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clresource(1CL)

  • clresource(1CL) のマニュアルページに次のオプションが抜けています。

    -u

    + オペランドで、コマンドがリソースグループが一時停止しているリソースで動作するように指定します。+ オペランドを指定するときに -u オプションを指定しない場合、コマンドはリソースグループが停止しているすべてのリソースを無視します。
    -u オプションが有効なのは、+ オペランドが cleardisableenablemonitorset、および unmonitor サブコマンドに指定されている場合です。

  • + オペランドの説明は、cleardisableenablemonitorset、または unmonitor サブコマンドと使用するときに、 -u オプションも指定しない限り、リソースグループが停止しているすべてのリソースを無視する記述になるはずです。
  • -p-x、および -y オプションの + および - オペランドの定義に挙げられている例は誤りです。この定義は次のようになるはずです。

    +

    1 つ以上の値を文字列配列値に追加します。この演算子は、set サブコマンドでのみ使用できます。この演算子は、たとえば Resource_dependencies のような、文字列値のリストを受け付けるプロパティーに対してのみ指定できます。

    -

    1 つ以上の値を文字列配列値から削除します。この演算子は、set サブコマンドでのみ使用できます。この演算子は、たとえば Resource_dependencies のような、文字列値のリストを受け付けるプロパティーに対してのみ指定できます。

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clresourcegroup(1CL)

  • evacuate サブコマンドのコマンド構文と説明に、同じコマンド呼び出し内で 1 つを超えるノードまたはゾーンを退避できるという誤った説明があります。そうではなく、evacuate コマンドで指定できるのは、1 つのノードまたはゾーンだけです。
  • マニュアルページには、-s state オプションを list サブコマンドに使用できるという誤った記載があります。現在、clresourcegroup コマンドでは、-s オプションを list サブコマンドに使用できません。このオプションは status サブコマンドにのみ使用できます。list サブコマンドに使用する場合、-s オプションに関するマニュアルページの情報はすべて無視してください。
  • clresourcegroup(1CL) のマニュアルページに次のオプションが抜けています。

    -u

    + オペランドを指定する場合に、コマンドが停止したリソースグループで動作するように指定します。+ オペランドを指定するときに -u オプションも指定しない場合、コマンドは停止したリソースグループをすべて無視します。
    -u オプションが有効なのは、+ オペランドが add-nodemanageofflineonlinequiesceremasterremove-noderestartsetswitch、および unmanage サブコマンドに指定されている場合だけです。

  • + オペランドの説明は、add-nodemanageofflineonlinequiesceremasterremove-noderestartsetswitch、または unmanage サブコマンドと一緒に使用すると、このコマンドは、-u オプションも指定しない限り、停止したリソースグループをすべて無視する記述になるはずです。

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rt_properties(5)

rt_properties(5) のマニュアルページの API_version プロパティーの説明で、このリリース対する日付 (12/07) が正しくありません。日付は次のように 2/08 となるはずです。

3.2 2/08

8

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scdidadm(1M)

scdidadm(1M) のマニュアルページには、-b オプションに関する次の情報が抜けています。

-b

複製された DID インスタンスを、2 つの別個の DID インスタンスだった以前の状態に戻します。

例 5.5 複製された DID デバイス設定を元に戻す

# scdidadm -b 10


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解決された問題

この節では、Sun Cluster 3.2 2/08 のリリース後に解決した変更要求と、リリース後に見つかったマニュアルの誤記および記載漏れについて説明します。

InfiniBand Host Channel Adapter (HCA) のサポート (6599044) 

Sun Cluster 3.2 2/08 ソフトウェアを使用する Sun SPARC Enterprise T5120 サーバーおよび T5220 サーバーでは、InfiniBand 構成用のコアパッチ 126106 (Solaris 10) またはパッチ 126107 (Solaris 10_x86) が必要なくなりました。

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